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「世相2015-2016」 手風琴=アコーディオン 

「手風琴 アコーデオン」

国家にひとり立ち向かうとき
丸太で建てた家の壁に
私は犬釘を打つ

11月の新月の夜
灯りひとつない森で
伐採された太い木は
星とともに列車の旅をして
私の家にやってきた

北国の冬のように
丸太の壁は笑いと花々を遠ざけ
むき出しの心のまま
忘れがたい一行の詩が
そこに書きなぐられるのを待っている

私は釘を打つ
羽越本線のレールを支えた古い犬釘
広大無辺の宇宙を仰ぎ見る
ちっぽけな人間の姿で
ひとり戦車の前に立ちはだかった
中国の青年のような犬釘を打ち
私はそこに手風琴を吊るす

手風琴はやがて奏でるだろう
戦端は美しい朝に開かれる と
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