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キャンプ報告 命したたる話

キャンプ2日目の3月25日(金)、
子どもも含めたキャンプ参加者全員とスタッフは、
ゲストハウス「花野」の食堂に集まりました。
ゲストハウスオーナーの花野けいすけさんとめぐみさんの
お話を聞くためです。
昨年の8月、花野さんご夫妻はこのゲストハウスで、
第3子「さち君」を自宅出産されたのです。
そればかりか、赤ちゃんを取り上げたのは、
ご主人のけいすけさん。
とても興味深い話で、
未就学の幼児も含め、
福島の子ども全員が私語を交わすこともなく、
出産物語に聞き入りました。

産院でなく自宅でのお産を選択したのは、
子育てのスタートである分娩を、
他人任せでなく自分たちだけでやり遂げたかったからであり、
夫婦それぞれの覚悟と喜びの瞬間を共有したかったためと話されました。

このような短いレポートで、
「命したたる」体験談の奥深い意味を伝えようもなく、
可能ならけいすけさん、めぐみさんにインタビューをお願いし、
「キャンプ報告書」で後日詳しく語りたいと思っています。
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同日、宿舎の目の前の海で
海草取りをしました。
取ったのはワカメ・ヒジキ・フノリです。
DSC_0054 (2)
午後からは潮干狩りです。
アサリは小さくて
数もあまり取れませんでしたが
福島に帰る朝の味噌汁の具に使いました。
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キャンプ報告

3月24日~28日まで淡路島で行なった、
「春休みワクワク淡路島発見キャンプ」は無事終了しました。
「ひとりのケガ人も病人も出すことなく、
福島来たときよりも元気に、
たくましく、より優しくなって帰ってもらう」という、
私たちのキャンプの合言葉は、
今回も実現できました。
期間中毎日の活動報告を上げるつもりが、
超がつく忙しさで叶いませんでした。
これから日を追って、
いくつかのトピックスをここで報告して行こうと思います。
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最初は27日(日)に行なった、
ミニバスケットボール交流試合の様子です。
相手は淡路市の4つの小学校合同の「北淡ミニバスケットボールクラブ」。
昨年淡路島のチャンピオンになった強豪チームです。
一方「オール福島」で臨んだ私たちは、
ミニバスケットボール経験者がひとりしかいない素人集団でした。
無得点で完敗の予測をくつがえし、
大接戦の末2点差で惜しくも敗れました。
相手チーム了承得て、
ジョイントチームの大人1名を選手に加えてもらったとはいえ、
子どもたちは大健闘しました。
「オール福島」の果敢な戦いぶりに、
久しぶりに心が熱くなりました。
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オレンジのユニフォーム姿のオチビちゃんたちが、
「ALL福島」の子どもたちです。

明日から春キャンプスタート

いよいよ明日からキャンプです。
今日はいただいた野菜と米を整理し、
明日からの食事に備えました。

キャンプ中の食事は全部で15回。
1回あたりの会食者数(参加者とスタッフ、ボランティア、ゲスト、見学者)は、
平均で24人ほど。24人/1回×15回=360食。
米の他のいただいた野菜は、
キャベツ・芽キャベツ・ブロッコリー・ホウレン草・水菜・
春菊・ネギ・ワケギ・ジャガイモ・ニンジンなどです。
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写真はそのほんの一部ですが、
キャンプが終わるまでに、
これらの米も野菜も全部消費しつくします。

食事は子どもたちの元気の源。
食材を提供してくださった生産者の皆さま、
ありがとうございました。
2016年春のキャンプも、
ひとりのケガ人も病人も出すことなく、
淡路島に来たときよりも元気に、
よりたくましく、
より優しい子どもとなって帰ってもらうことを目標に、
全員で頑張ります。

命したたる淡路

ゲストハウス「花野」さんとは、
去年の夏キャンプからのお付き合いです。
古民家の風合いを残した家屋、
自然食材にこだわった料理、
裏庭はそのまま磯浜に続き、
ゲルやピザ釜を据えた庭には、
未知踊るオーラが満ち満ちています。
というわけで、私たちも福島の子どもたちも、
そこがすっかり気に入ってしまいました。

昨夏のキャンプでは女将のめぐみさんが出産間近でした。
今にもお産がはじまりそう体にもかかわらず、
斧を振り上げ、ご飯炊きに必要な薪を割ってくれていました。
キャンプ終了後の8月末に、
無事男の子を出産。名前はさち君といいます。
生まれながらに丸刈りが似合う、
元気でタフそうな自然児です。
それもそのはず、彼は病院でなく、
自宅も兼ねたゲストハウス「花野」で生まれ、
産婆さんも呼ばず、
ご主人のけいすけさんが取り上げたと言います。

キャンプ2日目の3月25日(金)は、
朝からワカメやヒジキを獲りを楽しみ、
アサリの潮干狩りをしたあと、
子どもも加えた全員で、
めぐみさんとけいすけさんからお産の話を聞きます。
その日は、まさしく命したたる淡路です。
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昨夏のキャンプ。写真中央のお二人がめぐみさんとけいすけさんです。

キャンプまであと3日

20日の日曜日、スッキリしない天気ながら、
神戸で行なわれた朗読コンサートに行ってきました。
総合工作芸術家のだるま森&えりこさんが出演するからです。
神戸の急な坂の突き当たりを、
さらに山腹によじ登った場所にある「アートスペーズかおる」は、
とてもかっこいいギャラリーでした。
スキット、詩の朗読に続いて音楽ライブがあり、
彼らは3曲ばかり新曲を披露してくれました。
どれもだるま森さんたちらしい、
移動祝祭日の大道芸人のパレードのような演奏と歌で楽しかったです。
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実はキャンプ4日目の27日、
だるま森&えりこさんに音楽ライブをしてもらいます。
今回で3回目。
新曲の中で特に気に入った、
フェリーニの映画音楽ぽい「おうちにかえろう」を、
27日のライブでリクエストしようかと思っています。
キャンプまであと3日。
食材の買出し、メニューの打ち合わせ、
いただいた野菜の仕分けなどに追われています。
写真は日光消毒中のキャンプで使用するタオルです。
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勝負に出ました

「勝負に出ました」
 キャンプ4日目の27日には、
私たちはミニバスケの交流試合をやります。
「ALLフクシマ」に挑んでくるのは、
淡路島チャンピオンの「北淡ミニバスケットボールチーム」。
141年続いた小学校の3月末廃校の痛みを勝利のエネルギーに換え、
立ち向かってくる相手に、
私たちはなにがなんでも勝利しなければなりません。

しかし肝心の選手がいない。
そこで、ジョイントチームのデザイナー役タカちゃんの力を借りて、
このようなチラシを作りました。
淡路市教育委員会の協力もあり本日から、
淡路市の小学校の掲示板にこのチラシが掲載されるはずです。
集まれフクシマっ子。
ミニバスケ選手集まれ (2)

ラジオ番組出演

本日ラジオ関西「時間です!林編集長」に出演し、
電話でインタビューを受けます。
番組は3月16日(水)、午後3時~6時ごろまでありますが、
ジョイントチームのキャンプの話題は、
17時2分ごろから、20分程度になる予定です。
キャンプの意義やイベント内容を紹介し、
3月27日(日)に行なうミニバスケットボール交流試合を中心に
訴えたいと思っています。実は選手が不足しています。
ラジオで呼びかけ、福島から避難している小学生に力を貸してほしいのです。
対戦相手は豊島小学校を中心にした「北淡ミニバスケットボールチーム」です。

くしき縁ですが、この豊島小学校は、
本年3月31日に141年の歴史を閉じ廃校になります。
そのラストイベントが福島の子どもたちとの交流試合。
廃校のきっつかけのひとつが、
21年前の阪神・淡路大震災による豊島地区の甚大な被害だそうです。
同小学校では2名の児童も犠牲になったという話なので、
私たちは、放射能被ばくによる健康被害に苦しむ
福島の子どもたちで「ALL福島チーム」を編成し、
全力で戦いたいと思っています。
どうかラジオ関西を聞いていただき、
福島から避難している小学生への呼びかけの拡散をお願いします。
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写真は新しく買ったALL福島のユニホームです。

キャンプの食事

キャンプの楽しみは食事です。
今回のキャンプのテーマは「自然」。
食事を通してこのテーマがどう具体化するか考えたいと思います。
宿泊場所「花野」の目の前には淡路の海が広がります。
キャンプ2日目、そこで福島の子どもたちはワカメをとり、
アサリの潮干狩りをします。
それらはすべて夜の食材に変わり、子どもたちの口に入ります。

 翌日には、そこからほど近い場所の「冒険の森」が、
子どもたちの遊び場となります。
「冒険の森」の調理の主役は薪です。
大きな鉄の釜でご飯を炊き、
3日目の昼の献立である芋煮は、
屋外の炉で煮上げます。
ご飯は熊本産の安心な米、
芋煮の材料はすべて長野と淡路の無農薬の野菜を使います。
淡路産以外いずれも支援者からいただく食材です。

一菜には野草の天ぷらを用意しましょう。
タンポポ、レンゲ、ヨモギ、葛のつるなどの天ぷらの材料は、
子どもたちと森の中を歩いて集めます。
このように書き進める、なんと豊かな自然の恵みなのかと感動します。
福島の子どもたちは、きっと淡路のすばらしい自然を堪能するでしょう。
と同時にふるさとが失ったものの大きさを、悔しく思うかもしれません。

淡路のへその春祭り・・・津名港フェア

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「淡路のへその春祭り・・・津名港フェア」
3月13日(日)、昨年に続いて募金活動のため
「淡路のへその春祭り」に行ってきました。
冷たい雨が落ちるあいにくの空模様の上に、
高校入試の日程とぶつかり、
来場者はとても少なかったですが、
メンバー4人で募金を頑張ってきました。
販売したのは「奇跡の木」「本から生まれるものは愛」・
オリジナルTシャツ・缶バッジです。
プログラムに「復興支援活動報告」があり、
チームのメンバーが「奇跡の木」の一部を朗読しました。

「揚がれ!希望の凧」

福島の子どもを淡路島に招く
8回目の一時保養キャンプが
3月24日(土)~28日まで行なわれます。
参加者は5家族15人
キャンプ中はいつものように
さまざまなイベントを行う予定ですが
今日は希望の凧揚げについてレポートします。

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今回のキャンプは震災5年にあたり、
いくつかの特別なイベントを組みました。
そのひとつが26日(土)の「揚がれ!希望の凧」です。
この凧揚げは、2011年の東日本大震災後の夏に、
震災を忘れず、復興を祈念する目的でスタートしたイベントです。
本年、「希望の凧」の提案者である淡路島在住の奈良昭彦さんに声をかけていただき、
福島HPジョイントチームも参加を決めました。

3月5日、6日の両日に、淡路島をはじめ、国内20ヶ所、
海外5ヶ所で行なわれた凧作りと凧揚げイベントに、
私たちも行ってきました。

この両日凧作り・凧揚げの予行演習となりましたが、
童心に返り「希望の凧」を飛ばしてきました。
写真は翌日の神戸新聞朝刊。

私たちは、26日にキャンプ参加の福島の子どもたちと
「冒険の森」で凧作り、
「県立淡路島公園」で凧揚げを行なう予定です。

「世相2015-2016」 199501170546-6 須磨の海

「須磨の海」

5月のある晴れた日
破壊された神戸の町を歩くのに疲れ
突然須磨の海が見たくなった
路地塀ぞいに小型の作業船が並ぶ
昔ながらの漁師町に迷い込み
線路下の架道橋を抜けると
海辺の景色が視界いっぱいに広がった

空は青く高く水平線まで広がり
海はのたりのたりまどろんでいる
街中の重機やダンプカーの騒音は退き
マスクが必要な粉塵や砂埃や土壁のにおいも
ここまでは届かず
被災地とは無縁の平安があった

波打ち際に向かって歩を進めるうちに
靴を脱ぎすて靴下を剥ぎとり
裸足になった私は
両手を挙げて海へと走った
   わぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
無人の浜辺に私の絶叫が響く
波に足をとられても走り止めず
膝が水を押しかえせなくなって立ち止まり
私は服を着たまま仰向けに倒れた
空を映す瞳の上を海水が流れ去り
磯の匂いが鼻を刺した
震災後はじめて上げた大声
全身濡れそぼった私
涙のようなものと海水が混じった

砂浜に腰をおろし
暖められた砂に両手を差し入れ
5月の微風に濡れた服をさらした
波がひっそりと打ち寄せ
岸に体をこすりつける
潮汐の調べのはかなさに
私は心打たれた
カモメが舞い上がり
瀬戸内の狭い海峡を
忙しく大型船が行き交う
いつもの場所に
いつもの岬を突き出して
淡路島が浮かんでいた
あれだけ多くのいのちを奪いながら
海も潮風も空も船も何も変わらない

まだ生乾きの服のまま
私は町に戻ろうとする
海の家を建てる工事がはじまり
ペンキのはげかかった柱に
青い色を塗りなおそうとしていた
海は鳴き砂を隠している
風はだれにも背中を見せない
空は雨で絵の具を溶き
時には虹をでっかく描く
私の服はやがて乾くだろう
変わるもの 変わらないもの
それぞれの流れ雲が交錯し
新しい季節が招きよせられる

明日の訪れは間違いなかろうが
未来はペンキの匂いのように
ただ懐かしいだけだ

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