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パンダとパンダ

ネコのパンダは人間だった。

いやこの言い方はまずい。
私にはパンダというあだ名の友人がいた。
野良ネコがパンダとなったのは
この友だちの愛称を拝借したからである。

パンダは福岡出身の
純国産の女性であったが
ハシバミ色の瞳をもつ
可愛い子だった。

昔から仲良しの私の友人が
パンダの親友だった関係で
私もパンダと親しくなった。
同じ年のふたりは定年を祝い
ピースボートで世界一周しようと
50歳になる前から計画していた。

ところが2011年4月 
船旅を実現することなく
パンダは乳ガンで死んでしまった。

彼女の容態が思わしくないと聞き
私はピースボートのパンフレットを手に
お見舞いに行った。
「パンダ この約束果たしいよ」と私。
彼女は私が差し出した資料に黙って見入った。
ふとハシバミ色の目を上げたパンダは
木の実が落ちるようにその目を閉ざした。
彼女はその数時間後に帰らぬ人となった。

パンダに先立たれたけれど
友だちは船旅を諦めなかった。
二人部屋になるはずだった彼女に
パンダの身代わりとして
「魔女の宅急便」のジジを渡した。

黒ネコのジジは
友人の船室で寝泊りし
103日の船旅を終えて戻ってきた。
私たちは帰国祝いに大阪へ繰り出し
そこで野良猫のパンダに出会った。
雨に濡れたパンダは
心細げに鳴いていた。

火をひろうように
抱き上げたパンダは
怯えた目で私を見た。
その瞳はパンダと同じハシバミ色だった。
この瞬間に野良ネコの名前が決まった。
ジジと遊ぶパンダ
ジジと初対面のパンダ。
乱暴な振る舞いはせず
パンダは保護者然としていました


どういうわけか
パンダは最初からジジが好きだった。
ほかのぬいぐるみと
明らかに違う反応をした。
匂いをかぎ 左前足でツンツンと突き
なめてからじゃれつく。
ときには母ネコが子ネコにするように
首をくわえて自分の巣まで運んでいく。
ひょっとしてパンダは想像妊娠し
子どもを生んだつもりだったのか・・・・・・・・・・・・。
キキ

パンダに避妊手術を受けさせる日が
6月10日に決まった・・・。
パンダを抱いて眠るパンダは
どんな夢を見ているのだろう。
青い海原とトビウオの夢か。
それとも生まれたばかりの子ネコに
乳をふくませる夢か・・・・・・。
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メスネコのパンダ5態

日々の詩(12)
メスネコのパンダ

母はお前の足を
道端に捨てた。
倒錯した性の暗渠に逃げたお前を
私はチーズでおびき寄せ
火をひろうように抱き上げた

お前は爪を研ぐ
草を食べて吐く
衝動が四肢を駆け巡り
母祖の苦い潮が体に満ちる
出会わなければならない
恋をしなければならない
遠い海から来る花粉を
お前は狂おしく待つ

喉に潮風を集め
お前はほえる
絶海の洞窟で迷う
風のように
悲しげな鳴き声だ
お前の鼻腔をくすぐる
焼け落ちた木橋のにおい
お前はその橋を渡って
いのちにたどり着きたかった

お前の輝く爪は
母として生きる決意をみなぎらせ
陽をはじき返している
お前を生んだ母親に代わって
私はお前の子宮を焼く

そして刈り急いだお前の性に
私は黒旗を立てよう

大きくなったパンダの足
大きくなったパンダの足
パンダの寝姿
パンダの寝姿
本棚が好きなパンダ
本棚が好きなパンダ
箱が好きなパンダ
箱が好きなパンダ
一番すきなのは高い場所
やっぱり一番すきなのは高い場所

マザーホワイトダックの羽毛布団

前立腺の炎症には
冷えがよくないと知って
息子が羽毛布団を贈ってくれた。
陽だまりのようなポッカリした寝心地で
睡眠障害のある私には
きわめてありがたい。
サンキュー、息子よ!!
羽毛布団
ほら、こんなにフカフカ

ポーランド製の
マザーホワイトダックを使った
最高級の羽毛布団を体にかけると
ポーランドの湖をよぎる白い雲が見えるようだ。
その湖には多くのアヒルがいて
湖はアジアまで続く平原に広がり
ジンギスカンが来襲したときと同じように
北の国のすんだ大気に包まれ
ひんやり静まりかえっている。
アヒルがかき乱した湖面を
太陽が金色に染め
湖を渡る風が
アヒルの純白の羽毛を揺らす・・・・・・

さらにイメージを集めてみれば
湖に迫った樹木の間から姿を現した
若い夫婦まで見える。
男の手には森でつんだ
キノコやベリーの入った籠。
そして女は女児を抱えている。
(あっ和緒ちゃんだ!!!)
彼らが水辺で歩みを止めると
アヒルが集まってくる。
母親から受け取ったボルチーニ茸を
赤ん坊はアヒルに投げ与える。
それを食べるアヒルの羽毛が
ますます白く輝く。

このように息子がくれた1枚の布団には
マザーダックのダウンが
布団に変わるまでにかかわった
すべての命が集まっている。
それはまるで40数万もの苗字がある
(だから同じ姓の人とめったに出会えない)
人間のるつぼポーランドそのもののようである。

ガリレオがいれば
キュリー婦人もいる。
ショパンとローザ・ルクセンブルグが
一緒に手をつないで歩いてくる。
エスペラントの創案者ザメンホフとヨハネ・パウロ2世
コルチャク先生とワレサ大統領。
これらの人もポーランド製の布団の客人となる。

そればかりか私の耳には
歌さえも聞こえる
学生時代によく歌った
「ワルシャワ労働歌」である。

暴虐の雲 光をおおい
敵の嵐は 荒れくるう
ひるまず進め 我らが友よ
敵の鉄鎖を 打ち砕け
起て はらからよ ゆけ闘いに
聖なる血にまみれよ
砦の上に我らが世界
築き固めよ勇ましく


そして私は一度も口にしたことのない
ポーランド味噌汁「ジューレック」を
食べてみたいと思っている。

それでも私にとってのポーランドは
何といっても映画である。
ロマン・ポランスキー監督と
アンジェイ・ワイダー監督。
この2人の天才によって作り出された
数々の鮮烈な映画も
羽毛布団とひとつになって
私の想像力に火をつけずにはおかない。

灰とダイヤモンド
地下水道
大理石の男
パン・タデウシュ物語
カティンの森
菖蒲

ポランスキーの映画では
水の中のナイフ
ローズマリーの赤ちゃん
チャイナタウン
赤い航路
戦場のピアニスト
ゴーストライター

これらの映画の忘れがたいイメージも
夜な夜な私の羽毛布団に侵入してくる。

ありがたいことに
1枚の布団が
こんなに多くの生命との相互共存を
実現してくれるとは思わなかった。

その羽毛布団にくるまれて
今夜も気持ちよく眠ろう

 

ワケワカメ

福島の子供たちの尿検査の結果がでた。
送られてきた検査報告書を見せてもらい
ガックリした。
キャンプが目的とはいえ
飛行機を使いわざわざ
福島から来てくれた子どもたち。
大阪で数時間をつぶして
受けた尿検査の結果がこれだけ・・・・・・???

私が見たのは
9歳の兄と6歳の妹の結果を
並べた報告書のコピーである。
兄が7.3ng/ml 妹は2.4ng/ml
この数値の意味するところばかりか
単位についても何の説明もない。
同封されていたのは報告書のほか
「異常なし」と書かれた紙が1枚
「放射性物質の世界の中での生き方」と題された
生活上の注意事項などを記した紙が3枚。
うーんワケワカメ(古ーウ)
尿検査
検査項目の欄には 尿中8-OHdg 
測定値は2.4以下ng/mlとあります。


そこで私は以下のようなメールを
検査を受けたクリニックに送った。

おはようございます、木田と申します。
3月28日に福島の6名の子どもを伴い
そちらで診察していただいた
福島ハーメルン・プロジェクトジョイントチームの者です。
その節はいろいろお世話になりました。
検査結果もお送りいただいたようで
ありがとうございました。

福島の○○さんと○○さんからは
結果が着いたという連絡をもらい
西宮に避難してる○○には
お兄ちゃんと妹の検査報告書を見せてもらいました。
いずれの保護者からも
表の見方と数値の意味を
教えてもらえないだろうか
という質問が来ています。
兄妹の報告書を見た私も
同じ感想をもちました。

医学知識のない私たちには
これでは何のことかわかりません。
うろ覚えの知識で
OHが活性酸素 dgがデオキングアノシンで
8番目の塩基が酸化してできた酵素・・・・・・
くらいのことしかわからず
とても人様に説明できる状態ではありません。

先生がとてもお忙しいことは
重々承知しております。
せめて以下のことについて
全員に説明文を送っていただけませんか。
よろしくお願いいたします。

質問1
単位についてご説明ください
質問2
正常値の範囲というものはありますか?
質問3
兄と妹の数値の違いは何を意味しますか?
質問4
この違いは何によって現れたと考えられますか?
質問5
この数値がどう増えると危険になるのでしょう?
質問6
この検査は定期的に受けるほうがいいのでしょうか?
なお8-OHdgについての正確な説明も
お願いいたします。

私たちは今後の中心的な活動の一つに
この尿検査を入れています。
保養キャンプの参加者には
かならず受診させますし
希望者がいれば
尿検査のためだけに
来阪させることも検討しています。

夏休みのキャンプの計画も立案段階で
今夏も先生のところで尿検査をと考えています。
なるべく早く対応していただき
ワラにもすがる思いで
検査を受けた保護者を
少しでも安心させていただきたいと思います。


7日にメールをしたので当然かもしれないが
9日現在まだ返事はない。

それにしてもこの尿検査
なぜこんなに高いのであろうか。
同じような検査である
前立腺ガンのPSA検査は1575円である。
この尿検査は8400円。
あるいは保険が利かないのかも・・・

やはりワケワカメである。

ブログを書き終え
ngはナノグラムなのではと考え
ネットで調べてみると
確かにこんな単位があるようだ。
1グラムの10億分の1の重さらしい。

と言うことは
1mlの尿の中に8-OHdgが
7.3ナノグラム含まれていたということか?
それって多いの?少ないの?
やはりわからないけれど
これくらいのことは
私も知っておかないとね。
勉強不足!反省!


むずかしい瞑想

もうすぐ69歳だけど
私は毎日トレーニングを欠かさない。
体の鍛え方は40年前と同じだ。
ストレッチを少しやって
腹筋 スクワットとつま先立ち プラス筋トレ。
いずれも体幹を鍛える運動である。

前立腺が悪くなるまでは
マスターズ陸上か水泳にでようと
本気で思っていた。
コツコツした努力が苦手で
一発勝負に強い私は
水陸両方とも短い距離なら
優勝できると思っていた(いつもの根拠のない自信だけど・・・)。
もちろん90歳代のように層が薄いカテゴリーでの話だが・・・・・・。
しかしもう諦めた。

6月末には会社を休業にする。
最初友だちと共同経営の会社を作り
そこから身を引き
2つの会社を立ち上げ
私はいったい何年間働いたのか。
およそ35年か。
もういいだろう。

今年に入って
淡路島での生活と
西宮の生活が半々になった。
会社を辞めれば淡路島の比重がさらに大きくなる。
であるのに淡路島でのトレーニング方法を
決めていなかった。
ツウかー淡路島は遊ぶところなのだ。

それではいけないので
先日淡路島のメニューを作った。
とは言っても西宮バージョンの変形だけど。
淡路バージョンは「歩く瞑想」が中心である。

これは仏教の瞑想法の一つである。
足の運びに意識を集中し
足が土につき 足裏からつま先に抜けるまで
その全過程に心を向けながら
ゆっくりと歩くのである。

このウッドデッキの長さは約18mある。
まず山に向かって歩き
端まで来ると方向を変えて海に向かう。
とても気持ちがいい。
これを約10分やってスクワットをする。
山の眺め
山の眺め
海の眺め
海の眺め

全体を記せば以下のようになる。
歩く瞑想      10分
スクワット     80回
歩く瞑想      10分
器具を使う腹筋   20回
歩く瞑想      10分
つま先立ち     100回
歩く瞑想      10分
器具を使う腹筋   20回
これをワンセットにして×2回
腹筋器具
これを使って腹筋をする

ウッドデッキからは
海と空と船と島が見え
風の音とさまざまな種類の鳥の鳴き声が
集まってくる。
ここは願ってもない自然環境であるが
「歩く瞑想」の場合
見えたもの 聞こえたものに
心を逸らせてはダメ。
ただ足の運びにだけ心を留める。

美しいものは
目と耳にふたをしても
十分心楽しいのだけど
蚊やハエ、ハチ類が頭上に集まったり
顔にまとわりついたりしても
心乱すことなく
平然と歩み続けなければならない。
これが結構つらい。

しかしそんな虫たちより
私の心をぐらつかせるのが
可愛いパンダである。
パンダは私の歩く瞑想が大好きで
ガラス窓に顔をくっつけ
食い入るように見つめている。
そんな可愛いパンダを
どうして無視できようか。
窓から見るパンダ

あぁ心が乱れる。
やはり瞑想に美は禁物。
私は渇愛に弱い。
悟りは無理だわ。



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