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子どもたちの尿検査

呼吸では酸素を取り込み
二酸化炭素(co2)を排出する。
そのため私のような理数に暗い人間は
酸素は常に善玉であり
二酸化炭素は悪玉との勘違がある。

おバカな私が
「活性酸素」という言葉を聞けば
さらに勢いのある酸素。
善玉中の善玉の登場かと考えがちだ。
だって「商店街の活性化」とか
「組織を活性化させる」など
「活性」を悪い意味に使うことないジャン。

一方で酸素の働きを表す
酸化という言葉がある。
平たく言えば「サビ」だ。
物資が酸素にふれれば変化を起こす。
つまり「サビ」る。

皮をむいたリンゴが茶色くなり
鉄は赤サビをふく。
酸化が進めば
リンゴは食べれなくなり
鉄はボロボロで用をなさない。
このような変化は酸素が一杯ある
体内でも起こっている。

「活性酸素」とは
猛烈な酸化作用を持つ分子である。
この酸素がふれるものを片端から酸化させていけば
体中がサビついてボロボロになる。
言葉を替えれば「活性酸素」を体にためると
多くの生活習慣病に罹ったり
老化やガンなどの原因ともなる。
こいつは善玉どころか
悪玉中の悪玉である。

私たちはこの春休みに
一時避難キャンプを開く。
参加者の中に4人の子ども
すでに西宮市に避難している家族に2人。
この合計6人の福島の子どもが
キャンプでDNAの損傷を測る
尿検査を受けることになった。
なぜ尿検査で損傷がわかるのか調べるうちに
活性酸素に行き当たった。

体内に取り込まれた放射能は
水と反応し最も強力な活性酸素を生み
それがDNAの一部(dG)を酸化・損傷させると
「8-OHdg」という化合物を生む。

このように細胞が壊れると
ただちに修復機能が働き
「8-OHdG」は細胞から放り出され
血管に入り腎臓を通って尿として排出される。

尿検査は尿に混じっている
「8-OHdG」の濃度を調べ
どの程度DNAが損傷しているのか
検査するのである。
つまり「8-OHdG」がDNAの酸化損傷の
腫瘍マーカーとなるのだ。

私のような人間には
化学はとてつもなく難しい。
ちなみに私が読み取らなければならない資料では
dGは「デオキシグアノシン」と書いてあり
それは「G=グアニン」が「塩基」の中で
もっとも「OHラジカル」に反応しやすく
「8-OHdg」は「塩基配列の8位(番目)が
損傷を受けて結果できた副産物である。
というような記載がしてあった。
あーしんどかった(汗。汗。汗)

おバカな私のことだから
きっと誤解もあるはずだけど
大筋は間違っていないはず。
少しくらいのミスがあっても
子どもたちの検査結果さえ良ければ
それでいいのだ!!!

今日の広報部長は
ビデオ棚にネコじゃらしを持ち込み
歯をむき出して奮闘中。
なのでいつもの「お願い」は
お休みです ニャン。

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体は震えているが心は燃え盛っている

1989年11月5日から
1990年の1月31日まで
「スポーツニッポン」紙上で
90回に及ぶ連載小説を書いた。
アメリカンフットボールの王座決定戦
「甲子園ボウル」の第1回大会に材を得た
ノンフィクションノベルである。

この仕事で私は
関東・関西の多くのフットボール関係者と出会い
その親睦は今も続いている。
数ある話の中でもっとも印象的だったのは
昭和22年に京都大学の創部を手助けするため
監督を引き受けたピンカーマン氏の話である。

終戦後まだ2年しかたっていず
米軍の軍属にあったピンカーマン氏にとって
日本軍との戦いはまだあまりにも生々しく
日本に敵意を抱いていたため
軍政官から京大の監督を要請されると
「軍政官 これは命令ですか」と不満の意を表した。

紆余曲折がありながらも
京大関係者の熱意に負け
監督を引き受けることになったのは
フットボールができるような環境でないところで
それをやろうとする日本人の敢闘精神こそが
「木炭で車を動かさなければならない国が
なぜアメリカに戦争を仕掛けてきたのか」
という積年の疑問に
答えを与えてくれそうに思えたからだ。

ピンカーマン監督は
多くの名言を残している。
「もうもうと上った砂塵が収まったとき 
ボールが4ヤード前に進んでいればそれでいいのだ」
「タックルを怖がる者を唯一治す方法は
その人間にフットボールをやめさせることだ」

いずれも京都大学の「魂のフットボール」にふさわしい言葉で
京都大学はこのピンカーマン監督の精神を
今に続くまで語り伝え
何ものも恐れない
パワーフットボールを展開し
永遠のライバルたるKGファイターズを苦しめている。

1983年 甲子園ボウル出場を果たした京大は
OB会が中心になって寄付を集め
恩師ピンカーマン監督を日本に招待した。
久々に来日を果たし
甲子園ボウルを観戦したピンカーマン氏は
老いたるとはいえ精神は健在であった。
寒さを気づかって
暖かい本部席での観戦を勧めるOBを制し
ピンカーマン元監督はこう言った。
「ベンチに座り寒い思いをしている交代選手が
ひとりでもいる限り私は絶対ここにいる。
体は震えているが心は燃え盛っている」と。

私の耐寒生活について
「なぜそんなにやせ我慢するの」
とよく質問される。
おそらく私の答えを心の中に探せば
このピンカーマン氏の精神に行き着くように思う。
「福島で放射能被曝の恐怖に怯えている子どもが
ひとりでもいる限り私は節電生活をやり抜く。
体は震えているが心は燃え盛っている」

ブログで春からの取り組みに向け
「緊急の募金」をお願いしましたところ
早速数名の有志から寄付をいただきました。
ありがとうございます。


広告塔のパンダの愛らしさが
支援の琴線を振るわせたものと思います。
ということで今日から
パンダを広報部長に任命することにしました。
どうかよろしくお願いいたします。

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「寄付をお願いします ニャン」

怠惰の清盛

1ヶ月の消費電力が
とうとう100kwhを切り
93kwhになった。
1日に換算すれば約3kwhの消費量。
1000wh=1kwhの電子レンジしか使わなくても
日に3時間の使用でたちまちこの数値になってしまう。
なかなか頑張ったと自己満足している。
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冷え込むためか
前立腺の具合は良くない。
医者からも友だちからも
やせ我慢をしてアホや
と言われるが構うものか。
このまま節電を続けよう。
来週のMRI検査で白黒がはっきりする。

ログハウスには石油ストーブがある。
だからログの生活は天国のように快適である。
私は石油ストーブのある部屋で寝起きし
とろけるような暖気をむさぼる。
西宮の厳しさと比較し
淡路の自堕落を私は「怠惰の清盛」と呼ぶ。
そう言えば対岸の須磨は一の谷の戦いの古戦場である。

このログの最大のウリは
海の見える広々としたウッドデッキである。
目の前の海岸線はサンセットロードと名のつく
夕陽の観光スポットで
年に数回くらいしかないが
海に直接落ちる太陽を見ることができる。
それはそれは見事な眺めである。
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8年も前になるけれど
ピースボートで世界を巡ったときでさえ
雲にも島にも邪魔をされず
太陽が海に沈むのを見ることができたのは
105日のクルージング中にわずか2日ほど。
それくらい貴重なサンセットを
ここでは日常的に楽しめるのだ。

前回のブログでも書いたが
今年の春休みこのログに6名の親子を
福島から招いて一時保養キャンプをする。
ガンの手術などなければ
私もスタッフとして参加し
福島の子どもたちと一緒に
豪華なサンセットショーを見物していることだろう。

緊急募金のお願い
ホームページなどでも告知していますが
☆春休みの一時保養キャンプ
☆安全・安心な野菜の栽培と福島への寄贈
☆「DNAの損傷量を測る尿検査」の受診費用の支援
以上3つの取り組みのために
ジョイントチームでは緊急の寄付をお願いしています。
1口1000円(何口でもかまいません)
ご協力よろしくお願いいします。

振り込み方法
ゆうちょ銀行 普通預金
店番:438 記号:14360 番号:40177671
口座名:フクシマハーメルン プロジェクト ジョイントチーム
どうかよろしくお願いいたします。

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ご覧のように「怠惰の清盛ネコ」のパンダも
寝ながらですが寄付をお願いしています。


かなしみの数を 言い尽くすより・・・

だれに負けたというのではないが
目覚めは敗北感を伴っておとづれる。
個人の特定はできない。
しかし相手はわかっている。

この社会そのもの この国のかたち。 
政治家 官僚 財界人 技術者 科学者
それらを束ねている電力業界
通称原子力村の住人たち。
彼らと本気で戦っていないことが
私の敗北感の元凶である。

彼らは間違いなく日本のエリートである。
頭もよく 受験戦争の勝ち組で
知性という点では申し分ないはずだ。
それがゆえに私のような愚者の
素朴な疑問が生じるることもなければ
頭を悩ますこともないはずだ。

原発稼動をトンネルにたとえれば
彼らは入り口部分だけ掘り
出口の方は作り方さえわからず
トンネルに車を導き入れたようなものだ。
トンネルは長いのでとりあえずの破綻はない。
しかしいずれ行き詰ることは目に見えている。
これが私の素朴な疑問である。

このバカバカしさは
たかだか湯を沸かすのが目的の装置に
なぜ核分裂を使用しなければならないのかという
大仰な錯誤と同根である。
彼らなら紙飛行機で遊びたい子どもに
本物のジェット機を与え
その齟齬に気づかないに違いない。

ミスには人間的ミスと
非人間的なミスがある。
原発への誤った思い入れは
まだ人間的なミスと言っていいだろう。
しかし3・11の原発事故が起こってから
彼らがとった行動と誤った指示
現在も続く酷薄な補償案や
被災者への対応などは非人間的なミスである。

遂行してきた国策の誤りを認めたくないために
既得権を守るために
出世の道を閉ざさないために
会社の業績を落としたくない一心で
常習的なウソや法令違反の発覚を恐れて
彼らは事態を過小評価し
データや情報を改ざん・隠蔽し
多くの被災者に被曝させる結果を招いた。

ここに列挙した非人間的ミス。
それが彼らを敵と呼ぶ理由である。
何人かの知り合いから
東電と国に刑事罰を求める
統一告訴団に加わるように誘われたが
決心が固まらず断った。
それは人を裁くことから逃げようとする
私のヤワなヒューマニズムのせいかもしれない。
私は彼らを告発する輪に加わり
私自身の責任を明確にすべきだったのだろうか・・・。

そのような道を選ばず
ブログで彼らを糾弾することもなく
私は福島の子どもたちの役に立つ活動を展開している。
一言で言えばその方が私の性にあっているのだ。

ということで
今年の春からの活動を紹介したいと思う。
テーマは以下のとおりだ。
・春と夏の福島からの一時避難キャンプの実施
・無農薬農作物の栽培と福島への寄贈
・「DNAの損傷量を測る尿検査」の受診料負担

直近の春の一時保養キャンプは
淡路島に6人の親子を招き
3月末の春休みに行う予定である。
淡路島のログが舞台となれば
オチビなメスネコパンダもスタッフになる。

キャンプのスローガンは
「生き抜くために 感じ 鍛え 遊び 学び 食べる」とした。
キャンプの目的は
・放射能被曝の軽減
・生きる力をつける
・自立と成長のきっかけを作る 
である。

目的を実現するための方法とイベント案を書こう。
方法1 食への関心をうながす
・餃子の皮作りに挑戦
・畑での農作業体験
・夏のキャンプで使う味噌作りにチャレンジ・・・など
方法2 自分の体への関心を高める
・「DNAの損傷量を測る尿検査」受ける
・1日ダンスレッスンを受ける
・淡路島名物露天風呂に入る・・・など
方法3 ものづくりにチャレンジする
・石釜作りに挑戦
・陶芸教室で茶碗を作る・・・など
方法4 好きなことを発見する
・海釣りにチャレンジ
・音楽ワークショップに参加する
・プロのカメラマンからデジカメの撮り方を学ぶ・・・など
方法5 心を豊かにする
・お話会に参加する
・詩を書いてみる
・独唱してみる・・・など

さてどこまで実現するやら。
今年も往復飛行機を利用して
福島から来てもらう予定だ。
キャンプの予算はおよそ50万円。
ほかにも農作物栽培と送付
「DNAの損傷量を測る尿検査」の受診料の負担など
多くの活動資金が必要になる。

このような活動に国は予算をつけてくれない。
私たちは自力でやり抜く必要がある。
もちろんデモなどで助成金の予算化を訴え
私たちの敵と戦う方法もあろうが
私たちは具体的な支援を
たとえ力不足であっても
ひとつひとつ実現していきたいと考えている。

好きな歌では私の心持ちを表現すれば
「かなしみの数を 言い尽くすより
おなじくちびるで そっとうたおう」
となるであろうか。

皆さまどうか寄付をお願いします。
また農作業やキャンプのボランティアスタッフも
引き続き募集しています。
今年もパンダに力をお貸しください。
よろしくお願いいたします。
1

拍子抜け

困ったことになった。

明日から検査入院をする。
検査するのは前立腺で
部分麻酔を打ち
前立腺の組織をとり
ガンかどうかを判定する手はずである。
これを針生検と呼ぶ。

ブログを書くために
前立腺についてネットで調べるうちに
針生検の功罪という記事にぶち当たった。
私が目にした情報では可能な限り
針生検は避けるべきという主張であった。

順を追ってどのような事情か説明しよう。
私の場合腫瘍マーカーが38.52だった。
4までが正常値でガンの発見率は4%
4~10まではグレーゾーンで発見率は20%に跳ね上がり
約39もある私の数値は異常で発見率は50%にもなる。
そこで登場するのが針による細胞検査=針生検である。

針生検は危険である主張の根拠を挙げてみよう。
腫瘍マーカーの上昇には3つの原因がある。
排尿障害・前立腺肥大・前立腺ガンである。
(私の場合排尿障害と前立腺肥大で2つの原因がそろっている)

ところで高齢の場合症状に表れない前立腺ガンをもっていて
前立腺潜伏ガン(ラテントガン)と呼ばれる。
その確率は 50代:12% 60代:20% 70代:30% 80代:50%
つまり私などは20~30%の潜在的なガン患者なのだ。

針生検はその名の通り
針で前立腺を突いて
10箇所くらいの細胞を採取し
ガンの可能性を検査する。
このとき前立腺は大きく傷つき
それが眠っている(潜在)ガンを揺り覚まし
本物のガンになってしまうというわけだ。
なるほどそういう事情なら
この検査は避けたほうが賢明である。

つまり腫瘍マーカーの数値が
前立腺ガンによる悪化なのか
排尿障害に因するものか
前立腺炎が原因なのかを見極め
排尿障害と前立腺炎の治療をさらに行い
腫瘍マーカーの改善を図り
それでも数値が好転しない場合に
最後の手段として針生検を行うように
この医者は勧めているのである。

ガンかどうかを見極める方法は
何も針生検だけではない。
MRIもあるしPET検査もある。
私は明日入院予定の病院に電話し
明日の針生研のキャンセルを頼み
代わりにMRIによる検査をお願いした。

これが本来の道筋らしく
MRIの設備がないにもかかわらず
意外にあっさりと
主治医は私の主張を受け入れてくれ
かくして25日の週に
別の病院でMRIでの検査を受けることになった。

白黒をつけたかった私には
いささか拍子抜けの事態になったが
つくづく無知は恐ろしい。
私のこの選択が吉と出ることを祈ろう。

4


というわけで
明日もパンダといれることになった。
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