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いざ 甲子園ボウルへ

11月もあと1日
今月もあっという間に終わった。
明後日12月1日から
ピースボートの旅に出る。

2007年に乗船したときは
105日のフルクルーズで
19カ国を訪問した。
今回は8泊9日のショートクルーズ。
博多から出発し
釜山・沖縄・敦賀を回って
博多に戻ってくる。

国内旅行のような気安さからか
心の準備もさることながら
荷物の準備もできていない。
こんなときにえてして
落とし穴があるもの。
油断大敵である。

油断と言えば
私が出発する日の翌日
12月2日には
アメリカンフットボールの関西代表決定戦がある。
KGファイターズは東海代表の名城大学と戦う。

11月25日に
立命館大学を27対0で下し
関西リーグ2連覇を果たした強さからすれば
関西リーグ2部の実力の名城大学に
よもや敗れるとは思えないが
油断は大敵である。

私が帰国して5日後の12月16日は
待望の甲子園ボウル。
私の留守中名城大学に負け
甲子園ボウル出場が
夢と消えることのないよう
まわりのファンたちに
十分注意してから出発しよう。

船旅にはパソコンを携帯していく。
インターネットもつながるはずだから
できれば旅先からブログを更新しよう。

そうそうこのクルーズの名称は
「脱原発クルーズ」
日韓の共同開催で
韓国から500人
日本から480人が乗り込み
日韓の原子力発電所を訪ねる企画。

韓国人との共同生活
なにやら楽しそう。
船内にある「居酒屋波へい」で
焼肉をあてにマッコリでも飲みたい気分だ。

「脱原発」のテーマはともかくとして
すごい顔ぶれの講演会やコンサートもある。
どんなすばらしい講演会があっても
「波へい」で飲む日課を犠牲にしてまで
聴講に行くことはないだろうな。

旅から戻れば
いざ 甲子園へ
私の1年の総決算である。

では行ってきます

2012112710360000.jpg
(パンダもKGファイターズを応援)


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日々の詩 8

パンダ 俺の腹から降りてくれ

千夜も眠り続けるお前の
夢ではいつも
漁師町の海を映す鏡が割れる

もっと跳べ 高く
お前の垂直性が
お前を星の仲間にする

満ち欠けする緑の瞳孔
生から死への転位
月こそお前の属性にふさわしい

ザラザラの舌は
栗の花のにおいのする隠喩をなめ
遠い花の受粉を急ぐ

足音なくしのびよる
お前のオノマトペは
野生の破調を歌う

お前の喉で鳴る
原始の太鼓 お前は
官能のつるべを切り落とすがいい

美しい交尾から生まれた
首から尻尾の先にいたる若やかなしなり
それがお前の透明な繭を生む

影と遊ぶお前のイロニー
複数の声が和し
お前の神秘の爪は研がれる

すぐれた聴覚をもつお前
闇夜にひとり目覚めて
悲嘆の伏流に耳をすませ

戦闘ポーズをとり
お前が韃靼人のダンスを踊るとき
蝶が海峡を渡る

自由 気まぐれ 頑固
それら気高い孤独の別名こそ
非線形のお前の本質

緑の目をしたチビネコのパンダ
お前のことを語りながら
俺は詩の襟首をかむ

俺の腹の上で眠り続けるパンダ
頼むから 言葉と一緒に
そこを降りてくれないか
1

パンダとローズ

18日の日曜日
香美町村岡区耀山で開かれた
チャリティーコンサート
「うたごえひろばin耀山」に参加した。

香美町村岡区は
一時保養キャンプをした
湯の原温泉オートキャンプ場から
車で30分足らずのところに位置し
夏のキャンプでも
この地域の方々からは
多くの支援をいただいた。

今回もジョイントチームへの寄付を目的に
但馬・丹波一帯で大人気のバンド
「ちゃんぽんめん」を迎え
コンサートを開いてもらったのである。

会場は主催者である
細田さんの私邸の古民家。
200年以上の歴史をもつ大邸宅である。

演奏の舞台となった座敷は
PAを備えたバンドメンバー6名と
地元の観客46名が入っても
まだ十分な余裕があった。

マイクを数本使うばかりか
うたごえ喫茶方式で
観客が大声で歌い上げても
隣近所に音がもれる心配がない規模に
都会育ちの私などは
ただ驚嘆するよりなかった。

6月にはクラシック中心のコンサートを
ここで開いてもらい
そのときも私は参加したが
今回はフォークソング、童謡 歌謡曲。
懐かしい歌を2時間歌いまくった。
気分良かったぁ・・・・・・。

集まった寄付金は31000円
「奇跡の木」も19冊買ってもらえたので
合わせて5万円をいただき
遠路の疲れを忘れるイベントとなった。
(耀山の皆さまありがとうございました)

6月に続いて今回の演奏曲目にも
「愛は花 君はその種」があった。
原曲はアメリカのシンガーソングライター
アマンダ・マクブルームの作詞・作曲。
ジャニス・ジョプリンの半生をつづった映画
「ローズ」の主題曲として
ベット・ミドラーが歌い有名になった曲である。

日本では都はるみがカバーし
宮崎駿が「おもひでぽろぽろ」の主題歌に
使った歌としてのほうが
よく知られているだろう。

私はジャニスのファンであり
かつベット・ミドラーが好きなので
この歌は昔からお気に入りだった。
誰の訳かは知らないが
歌詞の一部を引用させてもらおう。

傷つくことを恐れている心
そんな心では楽しく踊ることができない
目覚めることを恐れている夢
そんな夢ではチャンスをつかめない

誰も受け入れられない人
それでは与える喜びを知ることはない
そして死ぬことを恐れている魂
それでは生きる喜びを学べない

夜がせつなく寂しくなったとき
そして、道があまりにも長すぎると感じたとき
また愛は幸運で強い人間にしかやってこないと思ったとき

思い出してほしい厳しい冬の深い雪の下には
暖かい太陽の愛を浴びるための種があり
春にはバラの花を咲かせるということを

この遠征には
メスネコのパンダを連れて行った。
パンダにとってはじめての高速道路の旅
彼女は得意の立ちポーズで
流れる地面に驚き
突然殴りかかり
背後に影を放り投げていく
街路樹に怯えていた。
1

帰路 車に運ばれるパンダを見ながら
動物たちは自分の足で走れる以上の速度で
移動することがないのに気づいた。
パンダは自分に備わった以上のものを求めず
それをフルに活用しながら生きていく。
だから彼女は現在を楽しみ
未来の準備に心煩わされることがない。

パンダの自分自身と
与えられた運命へのこの信頼は
「ローズ」の歌詞にでてくる
雪の下で春をまつ種の存在と重なり
この日のイベントがいっそう好ましく思え
私は車中ずっと「愛は花」を口ずさみながら戻った。

日々の詩 7

2012年11月のなんでもない一日

スミレ色
した死

朝から
ラジオ体操

カレンダーを破り
メモを書く

テレビに写る
遠い国の虐殺

ギターで弾く
クリスマスソング

指先が冷たく
左耳が鳴る

浜辺から伝わる
雨の気配

砂漠か
マクドか

月の移動を
一晩中見守る

写真館のウインドーの
知らない家族写真

海に落とした
ポラロイドカメラ

左手の箸で
カボチャを食べる

ネットで見る
犬の投稿写真

笑う練習をし
犬のようにほえる

ひとりで
プリクラを撮る

手を広げ
雨つぶを受ける

なんでもない
ところへ
ただただ
なんにもないところへ・・・・・・



チャリティー絵本の賛同者になってください

7月に発売した
「奇跡の木」の賛同者は
その後も順調に数を増やし
350名を超えた。

絵本の巻末には
新たに加わった
50名ほどの賛同者の名前を
掲載できるスペースがなく
別冊で全賛同者のリストを出すことにした。

香川 徳島 長崎 大分に
はじめて賛同者が誕生し
海外ではアメリカのカリフォルニア州から2名
ドイツのメンヒェングラートバッハ市から1名
新しく賛同者になってもらえる人が加わった。

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このブログにも書いたが
「奇跡の木」は
イラストレーター デザイナー 翻訳者
作曲家などが無償で技を提供してくれ
賛同者の寄付が印刷代・製本代などに
生まれ変わることでチャリティー絵本となる。

この循環が維持できなければ
定価は1000円を大きく超え
1冊売れるごとに生まれる
約500円の活動資金も得られなくなる。

今夏私たちは28名の親子を福島から招き
一時保養キャンプをやった。
準備の費用や無償で提供された米や野菜類
ボランティアの方々の労賃を計算に入れなくても
250万円くらいの費用が必要だった。

私たちのような弱小組織が
とにもかくにもキャンプを実施できたのも
絵本の販売代金をキャンプのために
使うことができたからである(感謝)。

7月の初版発売以来
いくつかのキリスト教会から
大口の発注をもらったり
沖縄在住の有志者が
1人で60冊も注文してくださったりして
本の売れ行きは悪くない。

初版の3000部を売り切れば
重版しなければならないだろうし
そうなれば新たな賛同者を募る必要がある。
それがジョイントチームの目下の課題である。

今のところチームで物販できるものは
Tシャツとチャリティー絵本しかなく
よく売れるチャリティー商品の開発が
待たれているのだが
一朝にできるわけでなし
やはり絵本とTシャツで頑張ることになる。

というようなわけで
賛同者リストが出来上がったのを機に
私たちはもう一度
本腰を入れて賛同者を募ることにした。
1

このブログを読んでくださる方
どうか賛同者になってください。
1口5000円で何口でも申し込んでいただけます。
賛同者には「奇跡の木」を1冊進呈するほか
賛同者リストにお名前を掲載させていただきます。

周りの方に支援に関心のある方はおられませんか?
いらっしゃれば
チャリティー絵本への賛同を通しての貢献を
ぜひお勧めください。

また「奇跡の木」の購入をお願いします。
1冊(定価1000円)買っていただければ
500円の寄付をしていただくことになります。
ワンコインボランティアにもご協力ください。
それらはすべて
放射能被曝から子どもを守る活動
および被災地への支援に活用します。

賛同者になってくださる方
絵本を購入してくださる方
いずれも下記のホームページからお願いします。
www.hamelnjoint.com/
福島ハーメルン・プロジェクトジョイントチーム

よろしくお願いいたします。

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すべての善きことのために乾杯

息子の結婚式が
何とか終わった。
東京の下町にポツンと建つ
フランス料理店を借り切った友人婚。
ふんわりと温かいいい式だった。

和やかな集まりになったのは
子ども連れや
義理の娘と同じような
妊娠中の招待客が多かったせいもある。
彼女たちは臆することなくカミングアウトし
「できちゃった結婚」は
すっかり市民権を得たようだ。

牧師役はオーストラリアから招待した
恩人のグレッグが務めてくれた。
彼は無銭旅行の途上
雪の中で野宿する羽目になった息子を救出し
小学校を宿として与えてくれた。
グレッグが助けてくれなかったら
息子はそのときに凍死していただろう。

彼はベトナム戦争を戦った元兵士であり
リタイアーした元校長である。
息子は結局グレッグが先生をする学校で寝起きし
近くのゲレンデのホテルでアルバイトをやりながら
スノーボードのプロを夢みた。
将来を決めかねていた息子に
進むべき道を示してくれたのも
グレッグだった。

結婚式翌日の日曜日
息子からメールが来た。
「自分の言葉でお父さんの自慢が
できたなかったのが心残りかな」と。

私にもひとつ心残りがあった。
いかにも息子らしい逸話があったのだが
どうしたわけか
その話を引っ込め
私は天気の話をした。

「息子の半生は曇りのち晴れで
今日の結婚式は晴天中の晴天である」と。
しかし私が思いとどまったのは
とてもおもしろい話なので
我慢できずにここですることにしよう。

グレッグに会う以前の卒業旅行で
息子は友だちと連れ立って
オーストラリアを旅した。
その友だちも昨日列席してくれていて
役者がそろったのに話を披露できず残念・・・・・・。

久しぶりに会ったグレッグの「a(エイ)」の発音は
当然ながら相変わらずのオーストラリア風で
彼はしきりに「today(「トゥダイ)」を使った。
事件はこの発音を巡って起こった。

英語をほとんど解せないふたりは
オーストラリア最初の夜
目についたホテルで
おそるおそる宿泊を申し込んだ。
比較的英語のできる息子が
その役を担った。

何とか宿泊の意図が伝わり
ホッとするのもつかの間
フロントマンの質問に息子は面食らう。
「今払いますか=Pay now?(パイ ナウ)」
「・・・パイ?????」
息子の頭は真っ白になり
友だちに助けを求めた。

「佐々木クン、なんでや知らんけど、今パイ食うか聞いてるけどどうする?」
「腹へってるからもらおか、食べる、食べる」
友だちの賛同に自信を得て
息子は「Yes 」を連発する。

そう答えつつ払うそぶりのない様子に焦れて
フロントマンが再び質問をする。
「明日払いますか=Pay tomorrow?(パイ トゥモロ)」
息子はまた友だちを振り返る。
「佐々木クン、明日もパイ食べるか言うてるけど、食べる?」
「うん食べる、明日も食べよ」

これが私の断念したエピソードである。
なんともほのぼのした話に
私の頬は今でも自然に緩む。

「支払い」を「パイ」と間違った息子も
グレッグとの17年の付きあいによって
今では流暢な英語を話し
オーストラリアを共に旅をした友人は
すでに二児の父であるらしい。

グレッグと友だちの思い出が重なり
式の最後になって
そのあわいから息子の昔の姿が立ち上がり
私の心はさらに豊かなになった。

パーティーを締めくくる
お礼の言葉を述べる息子を見ながら
義理の娘のお腹で日増しに成長する孫が
言葉を理解できる年頃になれば
この逸話を聞かせてやるのだろうなと私は思った。
「お前のお父さんなあ、はじめてオーストラリアに行ったとき・・・・・・」

私は披露宴の開会を告げる
乾杯の発声を指名され
「すべての善きことのために乾杯」
と呼びかけグラスを上げた。
この息子の昔話は間違いなく
とびっきりの善きことに違いない。

「乾杯、お前のパイの思い出に!」

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